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【PIN1876】その秘密と歴史をを知る
派手さはないけれど冬のワードローブとして欠かせないカシミヤストールブランド【PIN1876】。空気のような軽さとふんわりとした繊細さに包まれる感じが手放せなくなるエッセンシャルアイテムです。今回はその人気の理由をご紹介します。
・生地の聖地【PIN1876】
【PIN1876】をつくっているのはイタリアのBotto Giuseppe社はイタリア北部の小都市ビエラに工場を構えています。ビエラ地区は、スイスアルプス山脈のふもとに位置する豊かな水に恵まれた地域。アルプスがもたらす豊富な湧き水は、粒子の粒が細かく、原毛が持つ自然な柔らかさや生地の風合いを引き出します。 古くから“生地の聖地”と呼ばれ、世界の高級服地を生み出す一大産地となっています。
・Botto Giuseppe社
Botto Giuseppe (ボット・ジュゼッペ)社は、1876年に創業された老舗の紡績、生地メーカーです。イタリアではロロピアーナ社、ゼニア社など名門生地メーカーがたくさんありますが、ロロピアーナ社は1924年、ゼニア社は1910年創立と比べると歴史のある名門老舗生地メーカーになります。150年前の日本といえば明治9年。。。刀を持つことが禁止された頃の年ですね。。。。
・PIN1876のやさしさ
カシミヤストールの多くは『布帛編み』が多く伸縮性の少ない商品が主流になっていますが、【PIN1876】は丸編み機で編んだ『ニット編み』になっています。特徴は
・縦にも横にもよく伸び、伸縮性がある
・フィットする
・糸と糸の間の密度が低く、通気性が高い
・糸と糸の間が空いており動かしやすいため、シワになりにくい
この特徴とBotto Giuseppe社の良質なカシミヤが相まってあの空気のような軽さと繊細さ、さらには暖かさ、さらにはストレスレスな感覚が完成されるのです。
・切りっぱなしの秘密
【PIN1876】のアイテムを見て最初に驚くのが断ち切りのスタイルです。ほつれてこないの?とよく質問されますが、Botto Giuseppe社の丸編み機はイタリア本国でも希少な古くからの機械で編まれているので、ほぼほつれることはありません。また、特殊なニット編みのため万が一引っかけてしまっても線になりにくいのです。